直感に従おう～読書感想「あなたは絶対！運がいい」

今日の読書感想はこれです。

「あなたは絶対！運がいい」

ポジティブシンキングがメインテーマの本ですが、ものごとの捉え方について幅広く書かれていて、なるほどと思うところが多かったです。

人気シリーズの本で、その後関連する本が何冊か発売されています。今回はこれとその続編「あなたは絶対！運がいい2」と2冊続けて読みました。

　「なんだか気になる」という感覚

今日はこの本の中から「直感」についての話を書こうと思います。

「なんだか気になる」とか、どうしてか心に残った言葉や表現は、その時の自分への答えや情報です。決して偶然ではありません。自分のレベルに相応しい情報を示してくれている。

ふとした言葉やセミナーが気になる時があります。ネットや本屋でよくあることです。ネットではそれについて調べたり、本屋では題名に引かれて手に取ったりなどします。他にたくさんの情報があるのに、なぜかそれが自分の琴線に触れて気になりだしたりするんです。

この本では、そういうのは「自分の意識の中で思っていること」だから気になるのだと書かれています。まぁそうでしょうね。特に本屋なんてのはそうですよね。平積みになっている中からふと目がとまるのは自分の興味がある本だからです。改めて言われると納得です。

では、その後実際に購入するときの判断はどうなっているのでしょう。せっかく買うのだからハズレの本だと嫌だなといつも思うのです。金銭感覚の部分もあるでしょうけど、わたしの場合はいつもそうです。セミナーも同じように考えます。でも、そう思いながら気になった本は購入しますし、セミナーにも参加します。

　直感で判断する

おそらくその判断は、気になる度合いが高くて「これは絶対にいい」という直感なのだと思います。想いの強さみたいなものでしょうか。

「直感」は情報で、意味があるからひらめくのです。自分の心が、自分にとって意味のないこと、ましてやマイナスに働くようなことは思いつくわけがないのです。だから、心に浮かんだことは、いろいろ考えないで、まずやってみたほうがいい。

そして、「直感」は思いついたその時にやらなけれな意味が無い。

この本ではその「直感」について、気になるからだけでなく、自分にとってプラスで有意義なことであるからひらめくのだと書いてあります。

こういう考え方はしたことがなかったです。直感で感じたことは自分にとってプラスなことなのだって、ものすごいポジティブシンキングですよね。これを思いながら行動していると日々おもしろいでしょうね。「あっ、いま思ったことは自分に取っていいことのはず」なんて思いながら生活していたら嫌なことなんて考えているひまがないでしょう。

でも、確かに急に嫌なことがひらめいたなんてことは無いように思います。わたしの場合、「楽しそう」という感情でひらめくことが多いように思います。「ひらめく内容は自分にとって良いこと」というのはその通りなのかもしれません。

　基準は自分の想い

わたしは、フリーランスとして独立するとき、事前にマーケティングをして現状を調べたり、先に独立した方へ話しを伺いに行ったりしました。でも、結局、その事前の準備が終わっていないうちに、「今独立したほうがいい」と思って会社を退職しました。どうしてかと問われると、当時は「今がいいと思った」としか答えられなかったです。いま思い返しますと、「独立したい」という気持ちが積もり積もって爆発したのだと思います。

独立する判断をした以降、フリーランスでやっていますので、いろんな判断を一人でしなければなりません。仕事の判断、クライアントへの提案に関する判断、など経営的な意思決定をしなければ仕事になりません。相談できる方はいますが、最終決定しその責任を取るのはわたしです。

しかし、考えて慎重に判断しているつもりですが、最後は自分の直感で決めているように思います。悩みすぎても時間がかかるだけでベストな判断ができるとは限らないですし。また、ベストな判断がひとつではないかもしれません。時間が経てばベストだと思っていたことがそうでなくなったなんてことはよくあることです。