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情弱アナログ人間ですがデジタルガジェット好きです。

「好き」を仕事にできるのは自分次第~読書感想「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」

 

今日の読書感想はこれです。

 

 

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

 

タイトルにある「生き延びる方法」よりも、これからの時代どのような考え方が幸せなのかが記されています。

 

書かれていること全てに共感できるわけではなかったです。きつい書き方をしている部分もありました。

 

その中でも、参考になったところをご紹介したいと思います。

 

 

 

 「幸せ」とは自分の価値判断

 

 

この本では、「幸せとは何か」についてかなりのページが割かれています。

 

多彩な才能を持っている人(本では具体的な名前で挙げられています)とそうでない人とでは、「幸せ」の定義が違うのではないのかという話しがたくさん出てきます。

 

努力して得られる「幸せ」は才能を持っている一部の人が得られるもので、そうでない人から見たら「うらやましい」で終わってしまうのではとも書かれています。

 

「幸せ」なんて人それぞれ考え方が違うでしょうから、自己判断でいいのではないかと思います。

 

 

フリーで効率的な情報社会の到来は、全ての人に自分の得意分野で評判を獲得する可能性を開いた。だったら、幸福への近道は、金銭的な報酬の多寡は気にせず、好きなことをやってみんなから評価してもらうことだ。

 

 

好きなことをやっていくことが、幸せへの近道なのではないかと著者はいいます。

 

「好きなことをする」ことはその通り好きでやっているので誰もができることですし、飽きるまで続けることができると思います。

 

お金だけではなくて、「好きなことをする」こと、それだけで幸せな気持ちになるのではということです。

 

「みんなから評価してもらう」ことを幸せに思うのかどうかは、人それぞれだと思います。

 

 

 

また、今の情報化社会、つまりネット社会では、料金がかからずに好きなことをできるチャンスはたくさんあるということです。

 

考えたら、ブログなんてその最たるものでしょうね。

 

 

いまのところ無料で使ってますし、自分の考えを文章にするのが楽しいので続けることができてます。これこそ、「好きなことをしている」と言えます。

 

また、つたないブログですが投稿すると読んでいただけます。せっかくブログに書いているので、読んでいただけると素直に嬉しいです。

 

 

好きなことは楽しい。楽しいと感じることは幸せ。

こういう単純な考え方でいいのでは思っています。

 

 

 

 「好き」を仕事にするということ

 

 

しかし、「好きなことをする」を仕事として考えると少し上で書いた考え方とは違ってきます。

 

 

「好き」を仕事にしたいなら、ビジネスモデル、収益化の仕組みを自分で設計しなければならない。

 

 

ビジネスの世界は残念ながら甘くないです。

収入を得ることは簡単にできることではないです。

 

 

「好きなことを仕事にする」ということは、それから収入を得るということです。

 

その場合、好きだからとやみくもに進めていくのではなく、戦略が必要となります。

 

 

わたしは仕事柄、経営者の方と接する機会が多いのですが、成功者は「好き」ではじめた事業でも、必ず「収入を得る方法」や「事業を大きくしていく方法」などの「戦略」を持っています。

 

それも、時間をかけてとても緻密に考えられた「戦略」です。

 

持っているだけでなく、つねに考えているといったほうが正しいです。

 

 

例えば、上記にあげたブログでも、ブログから収入を得ている人は多いです。

 

しかし、ただ書いているだけでなく、ブログから収入を得る方法を勉強して、調べて、試して、といろいろ努力されていると思います。

 

 

上の引用には続きがあります。

 

 

  GoogleAppleなどの様々な新時代のサービスが、そのためのインフラを用意してくれている。

それを活用して幸福の新しい可能性を見つけられるかどうかは、あなた次第だ。

 

 

 

「好きなことをする」と「好きなことを仕事にする」とは大きな違いがあります。

 

「仕事にする」ということは、それ相応の努力、戦略が必要です。

 

このことはフリーランスとして忘れてはならない大切なことだと思います。