シン・チャンネル ブログ

情弱アナログ人間ですがデジタルガジェット好きです。

仕事は初球打ち~読書感想「働くパパの時間術」

 

今日の読書感想はこの本からです。

 

 

時間の有効活用について書かれている本です。

パパに限らず、社会人のかた全てにおすすめできる良書です。

 

 物事はとっかりが大事

 

仕事や私用の用事は生活していくうえで必ずタスクとして発生してきます。それをほっておくとだんだんたまっていってしまい、手をつけるのが億劫になってしまうものです。

 

与えられた仕事にすぐに取りかかる。つまり、仕事という名のボールを初球で打つのです。 

 

著者は、仕事にすぐにとりかかることを「初球を打つ」と表現しています。

 

これは、わかっていることなのですが、なかなかできない方が多いのではと思います。わたしも以前はそうでした。

 

しかし、サラリーマン時代のことですが、仕事量が半端無く多くて、仕事をほっておいては先に進まないという状況がありました。そのときは、とりかく目の前、自分の視界に入っている仕事から片付けていくというやり方でまわしてました。その経験から、仕事は入ってきたときにできるだけ片付けるという習慣がつきました。

 

その習慣はいまも続いています。仕事や用事が入って、こっちがすぐに対応できる場合は、すぐに取り掛かります。例えば、メールは時間があるときはすぐに返信します。もちろん優先順位をつけていますが、仕事関係はできるかぎり即返信です。ときどき早くてびっくりされることもあります。

 

メールの返信は送ってしまえばそのタスクは完了するものです。ですので、すぐに終わらせておけばその分他の仕事にすぐ対応できます。フリーランスでやってますので、時間を効率よく使い、急な仕事に対応できるような体制を作っておくことはとても重要です。

 

 

なかなか仕事に着手しない場合のデメリットとして、他の業務の集中力を下げてしまうことが挙げられます。なぜなら、頭のどこかにやるべきことがある状態では、ふとしたときに思い出し、一つの業務に集中できなくなってしまうことがあるからです。

 

作業的なタスクで少しの時間で完了するようなものは、さっさと片付けてしまったほうが、気になってしまうので良いと思います。小さなタスクほど先延ばしにしていると気になるものです。

 

ただ、自分基準の優先順位は決めておかないといけないと思います。例えば、考え事をしている最中に、小さい作業が入ってそちらを先に手を付けると、思考が中断されて最適な考えが出ないかもしれません。再度最初から考え直すこととなり、結果的に非効率になる場合があると思います。

 

 

 すぐにとりかかれる環境を作っておく

 

仕事の「初球打ち」を習慣化するためには、着手するまでの手間を減らしてシンプルにする「仕組み化」をしていけばいい 

 

さっさと仕事を片付けるためには、最短距離で処理作業に行けるような環境を用意しておかねければならないと思います。仕事場の整理整頓は必須ですね。それと、わたしの場合は、出先でも仕事に対応できるような体制を作っています。

 

 メールの返信は、いまはスマホで確認できますので、すぐに対応できます。出先で資料を確認したいときは、持参PCで対応したり、リモート・コントロールで事務所のPCへつないで確認したり、事前にクラウドへ資料を上げることもしています。

 

わたしの仕事は、ネット通信、デジタルガジェットでほとんどのことができますので、大変便利です。まだまだ充分に体制ができているとは言えませんが、こちらのほうも勉強してより充実させていきたいと思ってます。でも、あんまり凝り過ぎると逆に複雑になってしまうのかもしれないですね。

 

複雑なものは挫折しやすく、シンプルなものは続けやすい 

 

 

この本は、自分の考え方に近くて、かつブラッシュアップさせてくれるので、読んでいて参考になります。

 

「働くパパ」の時間術 仕事も家事も育児もうまくいく!

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