子どもを叱るときは「否定」ではなく「肯定」で。叩くのは絶対だめ!
上の子がいま「イヤイヤ期」真っ只中です。
よく話すようになったのでかわいいのですけど、急にイヤイヤが始まるので困ります。
特にごはん中がヒドイです。
少しでも嫌なことがあると、スプーン、フォークを投げるのは当たり前、ひどい時はおかずが入ったお皿ごと投げてしまいます。
そういう時期とはわかっていながらも、そのときはつい大声で叱ってしまいます。
そんな時期に、先日奥さんが子育てセミナーに参加してきました。
そこで聞いた「子どもの叱り方」で印象に残ったことをお話しします。
言葉は「否定」ではなく「肯定」で
子どもが悪いことをしたときは、やはり親が叱らないとだめだと思っていますし、叱りながら正しいことを教えていくのが親の務めではないかと思います。
しかし、その叱るときの声のかけ方に注意しましょうということです。
叱るときに、「~したらだめ」という否定的な言葉ではなく、「~しようね」という肯定的な言葉で叱るようにしましょう。
例えば、走らないように注意するときは、「走ってはだめ」ではなく、「歩くようにしようね」と声がけするほうがいいとのことです。
頭ごなしに「ダメ」と言うよりかは、肯定的に伝えたほうが子どもにわかりやすくて伝わりやすいそうです。
子どもなので一度言ったからといってすぐにやめるものではありません。
しかし、肯定的な言葉で、何回でも言って聞かせるつもりで叱っていると、反抗的にならずにじきにわかってくるようになるとのことです。
つい、反射的に「~しちゃだめ」と言ってしまいそうですが、そこで一呼吸置いて「~しないようにしようね」と肯定的な言葉で叱るように気をつけようと思います。
叩くのは良くない
あと、叩くのはやっぱり良くないそうです。
やさしく叩いているから大丈夫という強弱の問題ではないです。
叩くという行為自体が暴力なのでだめとのことです。
親が叱るときに叩いていて、一方で「人を叩いてはだめだよ」なんて言っても、子どもにとっては矛盾する話しなのでわからないのです。
叩くことで暴力を教えていることになります。
叩かれている子は人を叩く可能性が高いらしいです。
また、親側から見ると、しつけだとしても、子どもを叩いていると、そこから子どもへの虐◯になっていくことが多いとのことです。
ですので、叩くという叱り方は絶対にやめましょう。
子どもは、成長と共にできることが増えてくると、かわいくて一緒にいると楽しいです。
しかし、その半面、叱らないとだめなときが増えてくると思います。
そのときは、叩くことなく、一呼吸おいて、言葉で肯定的に叱るようにしようと思います。