最初の万年筆にはラミー・サファリがおすすめ
万年筆が静かなブームになっていますね。
東急ハンズやLOFTの文房具コーナーにいろんな種類の万年筆がおいてあります。
結構お手頃な価格のものもあります。
わたしの万年筆歴は長いです。
かれこれ15年以上使っています。
いちばんのお気に入りはラミーのサファリという万年筆です。
出会いは税理士試験
そもそも、万年筆を使おうと思ったのは、税理士試験を受けているときです。
税理士試験では、論文記述があり、B4用紙5枚ほどを約50分で書かなければなりません。(いま思うとよく書けていたなぁと思います)
内容はもちろんですが、いかに早く書けるかが勝負のところもあり、受験生は自分に合うペンをいろいろと探します。
その中でいちばんの人気だったのはラミー・サファリでした。
万年筆がいちばん早く書けるというところから、比較的安くで手に入るということで使っている人が多かったです。
実際に使ってみると、ボールペンより走り書きがしやすくて、すぐに試験用に使い始めました。
その時に買ったラミー・サファリを今でも使っています。
使い込んでいるので「LAMY」の字がはげてしまいました。
スケルトンがかっこいい
ラミー・サファリで気に入っているところは、まずその外観です。
スケルトンがかっこいいです。
使っていてかっこよく見えます。
それから、書き味です。
少し固めだと思います。長年使っていますがペン先があまり柔らかくなってこないです。
わたしは筆圧が強いほうで、固めのほうが好きですので気に入っています。
他は、ラミーに限らないのですが、万年筆独特の書き心地です。
紙に少しひっかかる感じがありながらも、スラスラと滑らすように書くことができる感触が気持ちいいです。
この感触はやみつきになりますので、何か字を書くときは「ラミー・サファリで書きたい」という気持ちになります。
ラミーの場合、キャップは後ろに挿さずに、ペンだけで書くほうが軽くて滑らかに書けると思います。
ペンを寝かし気味書くと早く書けます。
インクはブルーを使っています
少しだけ注意点をお話しします。
まず、ラミー・サファリのスケルトンですが、ペン蓋にインクがつきやすく汚れます。
丁寧にフタをすればそれほど目立たないかもしれませんが、普通に使っているとスケルトンではないぐらい色がついてしまいます。
この場合は、ティッシュを濡らしてふたの中を拭けばすぐにきれいになります。
また、ラミーに限らず、万年筆用インクは水性がほとんどです。
ですので、濡れてしまうとすぐににじむので注意して下さい。
特に、夏場のこの時期は汗でにじむことがあるのでとくに注意が必要です。
ちなみに、インクはブルーを使っています。
鮮やかな色できれいです。
わたしは「ほぼ日手帳」を使っていますが、中身は全てラミー・サファリのブルーインクで書いています。
「ほぼ日手帳」の用紙、「トモエリバー」との相性も良く、手帳に書くのが楽しくなります。
買ってから15年以上経ってますが、まだまだ使えますし、使えば使うほど書き味が良くなって馴染んできているように感じます。
万年筆ブームの中ではちょっと値段が高めですが、それだけの価値はあると思います。
「万年筆を買ってみようかな」と思っている方、ラミー・サファリは断然におすすめですよ。
LAMY サファリ スケルトン 万年筆(EF) スチールペン先 L12-EF 〔正規輸入品〕
- 出版社/メーカー: LAMY
- 発売日: 2012/12/10
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