もし自分で決めたルールを一度でも破ったら、この先更にたくさんのルールを破ることになるだろう~読書感想「走ることについて語るときに僕が語ること」
今日の読書感想はこちらから。
走ることについて語るときに僕が語ること 村上春樹
以前にも取り上げました。
今日は違う一節を紹介したいと思います。
自分に厳しく
この本は、村上春樹がランニングについて書かれたものです。
その中でビビッと来るような文言がたくさん載っています。
どんなに走るスピードが落ちたとしても、歩くわけにはいかない。
それがルールだ。もし自分で決めたルールを一度でも破ったら、こ
の先更にたくさんのルールを破ることになるだろうし、そうなった
ら、このレースを完走することはおそらくむずかしくなる
特に太字部分がビビッときました。
これは、自分に厳しく律しており、かつ目標を達成できた人だからこその言葉だと思います。
ただ、村上春樹のように著名人が、他者から評価されるような素晴らしい結果を出しているからこその言葉、というわけではないのではないでしょうか。
わたしは自分の日常生活に当てはめて考えてます。
わたしの場合、毎日ストレッチをすると決めたのですが、つい忘れてしまうことがあります。
忘れていたことを思い出しても、夜遅いと「もういっか」という気持ちになってしまい、そのままその日はしないままという日が何日かありました。
自分で決めたルールなのについつい甘くなって破ってしまいます。
ルールを継続することは大変です。
目標を達成できた自分を思う
なぜストレッチをはじめたのかというと、体がほぐれていたほうが体が軽くて動きやすくなり、子どもとたくさん遊べるからです。
うちには2歳と11ヶ月の子どもがいますが、上の子は全力で遊びます。それに付き合うこっちも負けてられず、全力で相手します。というか、「パパこっち来て!」という感じで全力を求められます(笑)
ストレッチをすることで、子どもといっぱい遊ぶ時間を楽しみたいという目標があります。
子どもといっぱい遊んでいることをイメージすると、ストレッチも続けることができると思います。
つまり、目標を達成した自分を思い起こすと、そのためのルールは実行しやすいのではないでしょうか。
実現したい度が高いかどうか
ポイントは、その目標をどれほど達成したいのか、実現したい度が高いのかどうかだと思います。
例えば、わたしも何度か挑戦したことのあるダイエットですが、「少し体重を落としたいな」という軽い気持ち程度でやってましたので、ぜんぜん続きませんでした。
実現したい度が低いからです。
これが高ければ、話題の「ライザップ」に通ってまで体重を落とそうとすると思います。
「子どもとたくさん遊ぶ」という目標は、わたしにとって実現したい度がかなり高いです。それも、一時的ではなく、できるだけ長く実現していたいと思っています。
そのために、「ストレッチを毎日する」というルールを自分で決めたのです。
そのルールを守るために今回の言葉を戒めとして覚えておこうと思います。
もし自分で決めたルールを一度でも破ったら、こ
の先更にたくさんのルールを破ることになるだろう
なんか、読書感想とは全然違う決意表明みたいな変な内容を書いてしまいました。
明日からの週末は子どもが一日中家にいます。
ストレッチの成果でたくさん全力で遊ぼうと思います。