シン・チャンネル ブログ

情弱アナログ人間ですがデジタルガジェット好きです。

平均・最大・最小はExcel関数で一発表示!

 

Excelは数値を算出する関数がたくさんあります。

 

今日はその中で、簡単に設定できる「平均値」、「最大値」、「最小値」を計算する関数をご紹介します。

 

 平均値を求める

 

以下のような表があり、支店別にデータ管理をしています。

そして、支店別に月別売上高を、「平均」、「最高」、「最低」と自動で計算するように設定していこうと思います。

 

f:id:nonbirihappy:20150904152852p:plain

 

まず、「平均」ですが、AVERAGE関数を使います。

数式は、AVERAGE(平均値を求める範囲、または数値)です。

 

では、実際に数式を作っていきます。

まずは、平均値を表示するセルにカーソルをあわせ、シートから「fx」をクリックし、「AVERAGE」を選択します。

「関数の検索」欄に「平均値」といれますとすぐに出てきます。

「OK」で次に進みます。

 

f:id:nonbirihappy:20150904153406p:plain

 

 

次に、数式の画面が出てきますので、平均を取る範囲を指定します。

「数値1」のところにカーソルをあわせ、範囲をドラッグすると指定できます。

また、デフォルトで「この範囲じゃないですか?」と自動に表示される場合もあります。

「B3:B6」というのは、「B3からB6の数値」と言う意味です。

確認が済みましたら「OK」で進みます。

 

f:id:nonbirihappy:20150904153708p:plain

 

これで完了です。

指定したセルに平均値が自動で表示されます。

あとは支店ごとに横へ「オートフィルコピー」をすれば完成です。

 

f:id:nonbirihappy:20150904154345p:plain

とても簡単な設定で集計ができました。

 

 

 最大値と最小値を求める

 

続いて「最高」と「最低」を求めていきます。

 

こちらも設定は簡単です。

 

「最高」は「MAX」、「最低」は「MIN」という関数を使います。

数式は「AVERAGE」と同じ構造です。

MAX(最大値を取る範囲または数値)

MIN(最小値を取る範囲または数値)

 

設定方法も「AVERAGE」と同じです。

「最高」から説明します。

まず、「最高」を表示するセルにカーソルをあわせて、「fx」から「MAX」を選択します。

ここでも、「関数の選択」で「最大値」と入力すると早いです。

選択して「OK」で進みます。

 

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次に数値の画面が出てきますので、集計する範囲を選択します。

こちらもドラッグで選択できますが、デフォルトで候補が自動表示されます。

内容を確認して「OK」で進みます。

 

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これで終了です。

 

 

「最低」もまったく同じ方法です。

「fx」から「MIN」を選択し、「OK」で進みます。

 

f:id:nonbirihappy:20150904155308p:plain

 

次の数式画面で範囲を選択し、「OK」で終了です。

 

f:id:nonbirihappy:20150904155345p:plain

 

 

あとはそれぞれをオートフィルコピーをすると完成です。

 

f:id:nonbirihappy:20150904155419p:plain

 

 

 

 データ管理の基として

 

「AVERAGE」、「MAX」、「MIN」は簡単に設定できます。

 

これを使って、月別の集計や、「平均と最高との差額」や「平均と最低との差額」など、様々なパターンのデータ管理が可能です。

また、「IF関数」などを使っての条件付き集計も可能ですので、また別の機会にご紹介したいと思います。

 

 

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