士業は勉強することが「仕入れ」です
今日は、税理士会主催の研修でした。
税理士には研修制度があります。義務ではないのですが、年間36時間という努力目標があります。
拘束時間は長いです
今日の研修は、午前10時30分から午後4時30分までとほぼ1日でした。
正直、今日一日仕事にならなかったです。
研修は今日のように一日中の時もあれば、午後のみという場合もあります。
ほとんどがホールであるのですが、話を聞いているので、電話は出れませんし、スマホ等のチェックもできません。
基本的に研修中はクライアント対応はできないです。
研修にいくときは仕事がストップしてしまいます。
マイナスではない
しかし、これは決してマイナスのことではなく、プラスのことです。
税理士は知識を基に仕事をしています。
資格を得るために勉強した知識だけではなく、日々の実務に対応する知識も必要となります。
特に、税法は毎年変わるので、変わった後だけでなく、変わる前から情報として知っておかなければなりません。
そして、学んだ知識をクライアントに提供することで満足していただくことになります。
つまり、研修などで勉強することは、税理士にとっての「仕入れ」にあたるのです。
勉強=ビジネス
税理士も事業主ですので収益を追求していかなければなりません。
収益の基であるクライアント満足をいかに高めるかは日々考えています。
研修に参加し、自分の知識をブラッシュアップすることが、自分のビジネスにとって重要なことなのです。
研修に参加することで仕事は止まってしまいますけど、そこから得る知識は価値が高いです。
税理士会が研修を主催してくれるのは、「仕入れ」の機会を与えてくれるのですから、ありがたいことです。
ちなみに、今日の会場はオリックス劇場でした。
一番上の3階席ホールには、小さなサインボードが飾ってありました。
結構有名人のものがありましたよ。