アンダーグランドな話が好きな人は楽しめる~映画「新宿スワン」感想
今日の映画感想はこちらです。
新宿スワン
マンガは読んだことがあり、おもしろかったので映画も観てみました。
フィクションとはわかっていても
新宿のスカウトマンの話なのですが、意外と楽しめました。
いわゆるアンダーグランドなストーリーなのですが、新宿で撮影しているだけで結構なリアルさが出ています。
新宿歌舞伎町は2回ほどしか行ったことがないですが、人が多かったという印象しかないです。
そこを舞台に葛藤があるのがおもしろかったです。
ヤクザ映画っぽいです。
フィクションだと思っていても、関西在住者が見れば、背景が新宿なだけで、「本当にあのような世界があるのかもしれない」と思ってしまいます。
田舎モノですかね(笑)
大阪の梅田、ミナミでもスカウトはよく見るけど、彼らもあうゆう世界なのかな、スカウトの縄張りとかもあるのかな、とか思ってしまいました。
ストーリーはマンガで読んだ内容だったのかもしれないけど、思い出せなかったです。
マンガではキャバクラなどにスカウトされた女性がクローズアップされる展開が多かったですけど、映画ではスカウト会社同士の抗争がメインになってます。
新宿裏世界の話で、絶対に知ることのない別世界の話なので、興味津々で観ていました。
役者もいい感じ
主役の「白鳥龍彦」を綾野剛が演じてましたが、最初はマンガのイメージと違いすぎて「ちょっと」と思ってましたが、見ている内に慣れてくるものですね。
最後には違和感はなくなっていました。
一方、「真虎」を演じていた伊勢谷友介は合っていたように思います。何考えているかわからない感じがすごく出ていたように思いました。
あと、敵役の山田孝之が本当に居てそうなガラの悪さでした(笑)
ちょっとイカれた感じもあって、でも冷静な感じもあって、本当に怖い奴みたいです。
もうすこし背丈があったらかなり迫力があったと思う。
YouTubeで観ました
実は「新宿スワン」、YouTubeで全編が上がってます。
わたしはそれで観ました。
途中で切れているものもありますが、2時間15分ぐらいあるものが最後まで見れます。
日本映画って探せば結構アップロードされてますね。
マンガ「新宿スワン」の世界観が好きな人は、実写化で実際の新宿で撮影されているので楽しめるのではと思います。