iPadでPDFにきれいなマーカーを引く方法~「Adobe Acrobat Reader」アプリを使いましょう。
iOSの純正ブラウザー「Safari」はサイトをPDF で保存することができます。
そして、そのPDF データにApplePencilを使ってマーカーや手書きメモを追加することができます。
しかし、純正マークアップのマーカーはまっすぐ引くのが難しいです。
太さも微妙な加減で変わってしまうので、きれいに文章に沿ってマーカーを引くことはできないと言ってもいいです。
そんなときは「Adobe Acrobat Reader」アプリを使いましょう。
・「Adobe Acrobat Reader」をダウンロード
「Adobe Acrobat Reader」は無料です。
・SafariからPDF作成
SafariからサイトをPDF保存するときは、右上部の「共有」ボタンをタップします。
「PDFを作成」ボタンが出てきますのでそれを選択します。
次に、PDF になったサイト画面になります。
ここで純正のマークアップ表示が出てきますが、これでのマーカーが難しいので使いません。
ですので、ここでは「完了」→「ファイルを保存」をタップし画面を閉じます。
・ファイルから選択
保存されたPDF データはiPadへ保存されています。
iOS11から登場した「ファイル」アプリから確認できます。
「ファイル」アプリを開いて「このiPad内」をタップします。
次の画面で「Adobe Acrobat」をタップし、保存したデータを選択します。
保存したPDF データをタップすると「Adobe Acrobat」アプリでPDF が開きます。
・「Adobe Acrobat」の手書き機能
「Adobe Acrobat」では基本的なものだけですが、いくつか機能が使えます。
PDF データを開くと下部分に機能ボタンが表示されます。
ApplePencilで手書きをするときは左から2番目、鉛筆マークをタップします。
次にできることが表示されます。
わたしがよく使うのは「マーカー」と「下線引き」と「手書きメモ」です。
特に「マーカー」がApplePencilをスッとなぞるだけで、きれいにマーカーが引けるので気に入っています。
3つの機能を使ったPDF データです。
黄色のマーカー線がまっすぐキレイに引けているのがわかると思います。
字がはっきりと見えるのもいいです。
下線引きは緑色です。
こちらはあまり目立ちません。
手書きメモは赤色ペンになります。
こちらもApplePencillだと書きやすいです。
PDF にマーカーを引くとき、手書きメモを追加するときは「Adobe Acrobat Reader」はオススメです。