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自分の収支決算をしてみよう~読書感想「今日もていねいに」

 

 

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今日もていねいに 松浦弥太郎著

 

エッセイ集で、ひとテーマごとに書かれており読みやすかったです。

いくつか琴線に触れる言葉がありました。

 

 

 自分の決算をしてみよう 

 

 

 半年に一度は自分の財政の収支決算をしてみよう。お金をコントロールすることは、自分をコントロールすること。

 

只今、確定申告時期の真っ最中。税金計算のために一年間の収支を計算する時期になります。言い換えれば、自分の決算を確認する時期とも言えます。

 

仕事として確定申告と接してますと、いろいろなタイプの方と出会います。しかし、大きな括りで言いますと、以下の二パターンに分かれます。

それは、日頃からきちんと計算して収支ができている方と普段何もしていない方です。

 

どちらがいいのかは、言わずもがな前者です。確定申告で考えますと、後者のほうが、作業量が多くなり時間がかかりますし、前のことを思い出せずミスが多くなります。いいことはひとつもありません。

 

そしてもうひとつ、後者が良くない点があります。

それは一年に一回しか収支を確認しないことです。

 

年度の途中で自分の収支がどのようになっているのか、これは必ず確認しておくべきです。感覚でわかっているではだめです。きちんと数字で把握しておくべきことです。

 

自分の1ヶ月の経費はわかっていますか。食費代、飲食費、携帯通信費、を数字でわかっていますか。それが大事なのです。

 

なぜなら、先の予測が見えてくるからです。収支を確認することは、お金の動きを把握する地図を持つようなことです。

 

これは、個人事業主だけの話ではありません。サラリーマンや専業主婦、年金受給者も同じです。

 

サラリーマン時代、ランチに1ヶ月いくら使っているのかなんて計算したことがありませんでした。「だいたいこれぐらいかな」という額はありましたが、確かめたことはなかったです。しかし、会計業界に入って計算してみたら自分が思っていたよりも多い金額でした。

 

1ヶ月のランチ代を把握してからは、それ以外にどこまで使えるのかが判断できるようになります。本代や、飲み代、デート代やプレゼント代など、これぐらいに抑えておかないとだめだといいのがわかってきます。

 

一年間の収入がわかる「源泉徴収票」を見ているだけではだめです。

 自分がどこからお金を得て、どこへいつ払っているのか確認して下さい。せめて半年に一回はした方がいいです。

 

家計簿をつけている方はよくわかっているでしょうね。

 

そういう点では、確定申告は強制的にそれをさせることになるのでいい機会なのかもしれません。

 

 

 あわただしいけど 

 

 ひとりの時間があってこそ、人との時間が深く味わえる。喫茶店でも公園でも、ひとりになれる場所を見つけておく

 

確定申告で慌ただしい日々が続いています。効率良くやっているつもりですが、相手がある仕事ですので、全てがうまくまわるわけではないです。

 

そういう時は、引用で紹介したように、ひとりになって気持ちを落ち着けるといいのでしょうね。

事務所から出て、散歩がてら公園とかでゆっくりするのがいいのかもしれません。寒いですけど(笑)

 

忙しいことはフリーランスにとってはありがたいことで、充実しているのですが、ストレスをためないように、息抜きもしておきます。

 

【あとがき】

ブロクを書くことも息抜きのひとつ(・∀・)