アニメ「僕だけがいない街」最終話感想「最後はハッピーエンド」
アニメ「僕だけがいない街」最終話を見ました。
その感想です。
最終話とは知らなかった
今回が最終話だったのですね。知りませんでした。
前回、八代に屋上に連れて行かれ、いよいよ対決というところで終わりましたが、その続きからではなく、少し遡りながらのスタートでした。
屋上に上がるときの、八代の指の動きで記憶が戻ったのかと思ってましたが、違うかったのですね。雛月が面会に来た時に戻っていたと言ってました。
かなり前に記憶が戻っていた藤沼は、ケンヤや広美に八代のことや事件のことを打ち明けていたのですね。
そういうシーンがあったうえでの、改めての屋上での対決になっていたのですね。つまり、屋上シーンまでにすでにいろいろと手は打ってあったということだったのですね。
屋上でのシーン
前回で八代が女の子の部屋で何をしていたのか疑問と書きましたが、点滴に他の薬剤を混ぜて殺害しようとしていたのですね。それも、藤沼の指紋付きの点滴で。その指紋はいつ付けたのでしょうね。携帯電話を置いてましたが、それは意味がなかったみたいです。
前回の記事で体が不自由な藤沼が八代に勝てる訳ないということを書きました。しかし、力ではなく八代の心、精神に攻撃することで戦いました。なるほどと思いましたね。
自分のすることを全てわかっているようなことをする藤沼が八代はほっとけなかったのですね。八代はそういう藤沼が気になっていて、そしてその気になっているという気持ちが、八代が15年間藤沼の目覚めを待っていた一番の支えだったということでしょうか。
藤沼が対決時に携帯を持ってましたが、あれはおそらくケンヤでしょうね。屋上の柵を開けたのもケンヤでしょう。ケンヤは小学生時代、なんか怪しい雰囲気があって、もしかして敵側?と思ったこともありましたが、最後まで藤沼の一番の仲間でしたね。
屋上から飛び降りるシーン、本当に藤沼が死んだと思いました。そして、その後の八代も死んでしまうと思いました。しかし、まさかのクッション。それも仲間がみんな揃っての。しかし、最後ちょっと急展開すぎた感じがしました。でもハッピーエンドなので良かったです。
結局、八代は女の子への殺人未遂で捕まりましたが、彼がした犯罪はそれと藤沼少年を川に落としたことぐらいですよね。川に落とした件がその後あまりクローズアップされずに終わっちゃいました。やはり、八代が助けたのですよね。
番組後半は、同窓会をしながら今のみんなを紹介するという感じでした。中西彩がすごくケバくなっていたのは笑いました。勇気さんも元気そうで、子どももいてましたね。彼も15年眠っていた藤沼が気になっていたのでしょう。
漫画家として成功している藤沼の前に例の青い蝶々が出てきた時は、またリバイバルして続きがあるのかと思いましたが、最後に片桐愛梨の登場で終わりました。あの蝶々の登場は、リバイバルはもうおしまいという意味だったのでしょうね。
全般的におもしろいアニメでした。「犯人が誰だろう」から「雛月を守る」という展開が見ていて引き込まれていきました。
意外だったのは、嫁さんがこのアニメにハマったこと。嫁さんと二人でTVアニメを見たのは初めてじゃないかな。
3ヶ月間楽しめました。