他のPCのDVDドライブを使ってソフトをインストールする方法。共有設定が便利です!
先日購入した「VAIOS11」
これにはDVD等のドライブが付いていません。
モバイルPCではついていないものが多いですよね。
しかし、仕事で使うソフトには、CDからでないとインストールできないソフトがありました。
そんな時は他のPCと「共有」設定で解決できます。
Windows同士なら
Windows同士なら、「共有」の設定をすることで一方のPCから他のPC内デバイスを使うことができます。
わたしは、共有元Windows7、共有先Windows10で共有設定ができました。
「共有」の前提条件として以下の二つがあります。
・共有同士のPCが同じネットワーク内にあること(同じWi-Fiの中にいる)
・共有元PCのパスワードを知っていること(設定している場合)
以下に設定方法を紹介していきます。
共有元側の設定
共有元側から先に設定することになります。
以下、Windows7の画面で紹介します。
まずは、左下「スタート」ボタンから「コンピューター」へと進みます。
そして、共有させたいデバイス、ここでは「BDーREドライブ」を右クリックし、「共有」→「詳細な共有」をクリックします。
次の画面で、上部タブ「共有」をクリックし、「詳細な共有」をクリックします。
次の画面で「このフォルダを共有する」にチェックを入れます。
基本的にこれで「OK」ですが、より詳細に共有設定をしたい場合は、「アクセス許可」をクリックします。
すると、以下の画面になります。
「Everyone」となっているのは「誰でも共有できる」という意味です。
その下に「許可」「却下」とあり、「フルコントロール」などの表示があります。
ここでは、共有先でなにができるのか、権限をどこまで与えるのかを設定できます。
「フルコントロール」ですと、なんでもできるということです。
今回はBDドライブの共有ですので、とりあえず「読み取り」のみにしておきます。
ひとつ前の画面で「OK」すると、以下に画面に戻ります。
矢印部分が「共有」と出ておれば設定は完了です。
フォルダ名は自動で「E」になります。
これで共有元側の設定は終了です。
共有先側の処理
続いて、共有先側の処理です。
こちらではWindows10の画面で紹介します。
まず、「エクスプローラー」を開いて「ネットワーク」を選択します。
すると、共有元のPCが「コンピューター」欄に出てきます。
これをクリックすると共有され、共有元のデバイスを使うことができます。
初回は「Windowsセキュリティ」が表示され、「ユーザー名」と「パスワード」の入力が求められます。
「パスワード」は共有元のパスワードです。
「ユーザー名」がわからない場合は、共有元PCのスタートボタンを押すと「ドキュメント」の上に表示されていますので、それを入力して下さい。
クリックすると、先程共有したフォルダ「e」が表示されます。
「e」をクリックすると、共有元デバイスに入っているディスクの中身が表示されます。
ちなみにこのソフトは会計ソフトの「弥生会計」です。
他、セキュリティソフトもこの共有を使ってインストールしました。
共有元のデバイスにCD等が入っていないときはエラーが出ますので、あわてずにデバイスを確認して下さい。
共有設定は便利
今回、VAIOS11で初めてDVDドライブの無いPCを購入しました。
最初、別売りの外付けを買うことを考えてましたが、調べてみてこの「共有」設定のことを知りました。
一度共有設定してしまうと、そのあとは「エクスプローラー」から選択するだけですのでとても便利です。
プリンターデバイスも共有しましたので、VAIOS11側へプリンタードライブのインストールは不要でした。
VAIOS11のような持ち運び重視の「ウルトラブック」PCはDVDドライブがついていないものが多いです。
そんなときは「共有」機能を使うと良いと思います。