SIMが挿せるPC 【VAIOS11】 を1年半使ったのでレビューします【全てのPCにSIMを】
SIMがさせるPC「VAIOS11」を使って一年半ほど経ちました。
一年半ほど使った感想をレビューします。
今回のレビューは前機種のものになります。
まずは良かったところから
・ SIMですぐにネットにつながる
VAIOS11の一番の売りですが、SIMが挿せるところがとても良いです。
PCを開くとすぐにネットにつながっているというのは本当に楽です。
以前はスマホでテザリングしていましたけど、その手間が無いだけでもかなり違います。
クラウドにあげている資料が多いのですが、その確認もすぐできますし、添付送信もすぐ対応できます。
Windows10でSSD効果もあり立ち上がりが速いので、「ちょっと確認しますね」とPCを開いてすぐにサイトに行くこともできます。
出先でWi-Fiを探す必要がありません。
ちなみに、SIMはIIJmioのデータ専用を使っています。問題なく通信できています。
・ 軽い
940gとPCとしては非常に軽いです。
持ち歩きが苦ではないので、カバンにサッと入れて持ち運びができます。
大きさは11インチですので、A4クリアファイルより小さいです。
画面が小さいので視認性は低くなりますが、トレードオフで軽くて、持ち運びがしやすいのでOKです。
ワンショルダーバックにも入ります。
・ タッチパッドが優秀
タッチパッドがスムーズです。
細かく指を動かさないとダメという感じではなく、すっとクリックしたいところで止まってくれます。
範囲指定のドラッグもしやすいです。
2本指でのスクロールもスムーズですし、2本指タップの右クリック表示、3本指タップのタスク表示、どれもスムーズにできます。
ですので、VAIOを使う時マウスは使っていません。
以前使っていたNECパソコンのタッチパッドは思うとおりに動かしにくかったのですが、このVAIOは素晴らしい出来だと思います。
普段MAC使いの人も「これはいいね」と気に入ってました。
・ キーボードが打ちやすい
キーボードが11インチPCにしてはしっかりしています。
打ち心地も良好です。
静音タイプにもなってます。
ただ、一年半使っていると少し音がしてきました。
しかし、カチャカチャという大きな音ではないです。
バックライト機能もありがたいところです。
一方、少し残念なところです。
・ 画面が小さい
「軽い」ところでも書きましたが、画面が11インチと小さいです。
ソフトによっては画面一番下が表示されず、スクロールしないと確認できないときがあります。
ひどいときは、画面一番下に表示されやすい「確定」や「OK」、「キャンセル」が全く表示されないときもあります。
その場合は、タブでここが「OK」かなと予想しながらクリックすることになります。
事務所ではディスプレイにつなげています。
・ 2回故障した
2回故障してVAIO修理センターへ入院しています。
1回目はWi-Fiが繋がらなくなりました。
SIMしか通信できず、サポートセンターでも原因不明のため、安曇野の工場行きとなりました。
2回目は、突然電源が入らなくなりました。
こちらも原因不明のため、工場へ。
こちらはマザーボード交換で治りました。
いずれも購入して3ヶ月ほどで起きたことで、当初は「こんなに壊れるのは失敗だったな」と思いましたが、その後は全く不具合無く、快調に使えています。
両方共無料です。送料もかかりませんでした。
ちなみに、3年の延長保証に入っています。
こちらは落下や水濡れ、火災、落雷による故障にも対応しています。
持ち運びがメインでしたので、付けておきました。
・ 総括
結論としてはとても満足しています。
やはり、SIMが挿せるのが大きいです。
PC単独で通信環境が整うのは本当に楽です。
どうしてもっとSIMが挿せるPCが増えないのでしょう。
格安SIMはたくさんあり、PCでしたらデータ専用契約で使えます。
データ専用だと月額が安いです。わたしは月3GBで900円(税抜き)です。
もっとSIMが挿せるPCが増えてほしいと思います。
今はVAIOも新型になっています。
新型は13インチタイプもSIMがさせるようです。
しかし、こちらは重さが1kgを超えているので、モバイル向きではないように思います。
一方、11インチタイプは重さが900gを切っており、かなり魅力です。
当初モバイルPCを購入するときの条件としていた「外出時でも事務所と変わらず仕事ができる」という目的がVAIOS11で充分に果たせています。
Windowsのノートパソコンを買い換えるときは、またこのVAIOS11が筆頭候補です。