絶対に最後まであきらめたらダメ~税理士試験を受ける皆さんへ
明日から三日間、税理士試験が行われます。
わたしが受けていたときは、8月第一週でしたが、今年は珍しく盆明けなのですね。
試験を卒業して10年近く経ちましたので、今の受験とは少し違うところもあるかもしれませんが、経験も含めて試験について書いてみようと思います。
ギリギリまで勉強を
わたしは合格するまで期間がかかったので、偉そうなことを言える立場ではないです。
しかし、試験を受ける皆さんに、試験前日にあえてお伝えするなら、この一言です。
試験直前のギリギリまで勉強しよう!
試験会場までの電車の中、試験会場、教室の前、問題が配られるまで、本当にギリギリまで、テキストは見ておきましょう。
間違いノートや理論テキストも、今まで何回も見て頭に入っていると思いますが、それでも、試験開始直前まで確認しましょう。
直前に見ていたことがいちばん頭に残ります。
見ていたところが試験に出たら、それだけで一歩リードと考えていいのです。
税理士試験は競争試験です。
自分が持っている知識を全部出して、少しでも上を目指しましょう。
粘り強く、しつこいくらい
試験が始まったら、自分が知っている知識を全て出すイメージで問題に向かいましょう。
「わたしは一年間たくさん勉強していたんですよ」とアピールする気持ちで。
難し過ぎてわからない問題が出てくると思います。(わたしのときはそうでした)
そんな時も、「これなら知っている」という気持ちで、少しでも繋がりそうなことは書いてしまいましょう。
そのくらいの気持ちでいかないと、あとから「これ書いておけば良かった」と後悔することになります。
いいこととは思いませんが、試験終わりの合図があっても、まだ書きたりない人は続けてもいいとわたしは思います。
注意されるまでは書き続けるのもありです。
知り合いで、試験官に怒られても手を止めずに書き続けて、2回目でようやくやめたという人がいました。
その人は結果、合格してました。
おすすめの方法ではないですが、そのぐらいの気持ちで、一年間勉強してきたことを出しきりましょう。
真剣に勉強した人だけが合格するのです
税理士試験は甘くないです。
「勉強はできていないです」という人はまったく歯がたたないと思います。
合格率の分母になるだけです。
いろんなことを我慢して、いろいろな方の協力を得て、一年間真剣に勉強してきた人だけが合格できます。
一年前に蒔いた種が大きくなって実をつけているのがいまです。
皆さんの1年間の成果が全て発揮できることをお祈りしております。
頑張ってください!